淡路島の南あわじ市において、縦型オーガニック水耕栽培事業を推進しています。従来の水耕栽培と比較すると圧倒的な「低コスト・多品種・高品質」を実現したいわば次世代型水耕栽培設備で、これを空き家や空き物件、廃校などに順次展開することで人口減少社会を持続可能なものに転換していくことを目指しています。加えて、誰でも手軽に様々な種類の作物の生育が可能な設備であるため、一般に流通する作物の「豊作・不作」に合わせた作付けが可能となり、余剰生産などで生じる食品廃棄を少しでも減らすことができればとも考えています。また、別事業として、センサーとAIによるブルワリーの生産管理システムの開発を目指しており、マイクロブルワリーの販路開拓から生産支援までを幅広く支援するサービスを実施しています。 事業当日の講演では、当該水耕栽培設備の概略ならびに導入事例をご紹介いたします。併せて、有害鳥獣として駆除されたイノシシの内蔵部位を活用した商品開発や、南あわじ市の特産である「淡路瓦」から紐解く「SDGｓの温故知新」など、循環型社会に貢献するために推進してきた当社の事業概要もご紹介いたします。